モアレトポグラフィー

モアレトポグラフィーとは、モアレと呼ばれる光の干渉の現象を利用して、様々な物体の等高線を描く方法で、元来はグラフィックデザインの領域では、モアレは印刷の際に2つの網版を重ねることによって生ずる規則的な模様のことを言い、これを防ぐために様々な工夫がなされたり、あるいはこれを逆用しておもしろいパターンをつくることが試みられています。モアレトポグラフィーの装置は、黒く塗った紬い糸、ナイロン糸の様な物を縦に細かく張った格子状スクリーンと光源とカメラより成ります。その原理は、被写体に映った格子の影と格子自体の線とが干渉し合って生ずるモアレが、地図に見られるような等高線を描くこととなるという仕組みです。ドレスデザィン、インダストリアルデザインヘの応用が期待されています。

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